落下する物体に関する第三法則を検証するため,図に示すごとく、我々は微かに傾斜せる斜面を作り、これを百の等しい部分に分割する。次いで、鉛の球が一秒で最低部Aに転がり落ちるためには、この物差しのどこの目盛りに球を置けば良いのかを確かめよう。仮に、6番目の目盛りだったとする。さて、今度は24番目の目盛りに球を置けば、それは二秒で転がり落ちる。54番目の目盛りなら三秒、96番目の目盛りなら四秒、以下同様、となる。

かくて、我々は「通過する距離は、時間の自乗に比例する」、と結論づける。