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☆- カリタンタン -☆

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[ 20世紀も終わりですね ]
1999の年ではありませんでしたが、今年もけっこう予言が多かったっようです。あすかあ○お氏の著書からザッと拾い出してみます。

○南太平洋で地球の両極が移動するほどの地殻変動発生(21世紀直前!)
○世界的核戦争が勃発(20世紀末)
○すさまじい地震が発生(2000.05.11)
○小惑星トータチス地球に衝突(2000.09.26)

今年も外れでようございました。それでは、よい新世紀をお迎えください。
2000/12/31(Sun) 晴れ


[ イット・アイランド ]
沖縄にも高速道路があります。知ってました? ITアイランドを目指すこの島、ということで、何と、ETCまで設置されています。ETCというのは、「有料道路自動料金収受システム」とかいうものらしいですが、ま、無人の料金所で、しかも料金はICカードで後日決済、というスグレものです。

車がゲートに近づくと、「通過できます」という女性の合成音が、車内の装置から響き、ゲートのバーが、すっと上がります。ところが試行中ということで、時々うまくいかないのです。当然のことに、車は急停止せざるを得ません。無人です。ヘタにバックして通常の無人ゲートに車線変更するのも危ないし、さあどーする。

この時、付近の藪からお兄さんがスッと現れるのです。このお兄さん、こっそり、このETCゲートを見張っていたのでありました。そして、マニュアルモードでICカードを使ってバーを上げてくれるのです。無人が売り物のために、ハブの出そうな藪に身を潜めているお兄さん。こうした人々の苦労に支えられて、情報技術革命は進展するのです。

(なお、お天気は川崎のものです)
2000/12/28(Thr) 曇り


[ 20度だ! ]
五日ぶりに那覇に帰る。夕刻到着。

パ○ソニックの広告塔の気温表示を見たら、20度だった。いよいよ厳冬期に突入なのだろうか。

心なしか海の色も黒ずんできている。ホワイト・クリスマスは無理だったとしても、(コバルト)ブルー・クリスマスでもなかったか。

〜☆〜 メリー・クリスマス! 〜☆〜
2000/12/24(Sun) 晴れ


[ 丁稚と海 ]
今次の釣行、朝7時出港で、久米島までの長駆の遠征です。ポイントとしては、絶好のようです。しかしながら、師匠から突然、今回から仕掛はすべて自分でやれ、とのご下命がありました。実は、今までは、肝心のところは、すべて師匠がやってくれていたのです。今回からは、その「肝心」も含めて、すべてを自前で、ということです。若旦那が、突如、丁稚に格下げになったようなものです。釣道にあって師匠は絶対者、仕方ありません。シブシブ準備を始めます。

いやはや、手間取ること、面倒くさいこと。最初からコレをやらされていたら、二度と海に来る気は起こらなかったろう、と思われます。結局、仕掛を海に降ろしている時間は、大幅に短縮、いつもの三分の二にもならなかったでしょう。そのうえ、初めのうちは、大きなアタリがあって、シメタと思ったら、急にフッと軽くなります。釣り師の恥、釣り針のスッポ抜けです。しっかり結ばなかった報いですね。

そんなこんなで、釣果は散々でありました。若旦那から丁稚に格下げになっただけで、これ程の差があるとは …… 階級社会の恐ろしさを、身をもって体験したわけです。なんとか見られるのは、ミーバイ一本のみ。その他の方々は、それぞれ、大物賞とか大漁賞とか、キャリアに応じた成果をあげておられました。久方ぶりに、船内に、本来の身分秩序が回復したのです。もちろん最下層は、丁稚のテバです。

夕刻、帰港。ま、仕方がない、この唯一のミーバイに、フエダイ四〜五匹を付けて、留守家族へのクール宅急便にするか、と準備していました。すると、「これも入れたらいいさ」、「これはどうね?」などと、師匠をはじめ皆様方から、歳末助け合いのお魚を寄贈いただいたのです。釣り仲間の友情の篤さに、ジンと来るモノがありました。おかげで、立派な宅急便が仕上がりました。

   年の瀬や 物呉るる人の ありがたき

テバ以外の皆さんにとっては、大変愉快な竿納めであったことと思われます。お正月の泡盛も、さぞやおいしいことでしょう。しかし、まあ、それもほんのわずかの間のこと。今のうち、せいぜいお楽しみ下さい。次回は、ちゃんと練習と準備を整えて、驚愕の釣り師「テバ」の復活を見せてあげようではありませんか。いやいや、東シナ海のフカの登場を見ることになるのかも知れませんよ、竿友の皆様。

それにつけても、楽しい週末の数々、本当にありがとうございました。よいお年を!
2000/12/16(Sat) 晴れ


[ 悪魔の趣味 ]
釣りのことを、誰が言ったか「悪魔の趣味」。これは、どういう意味なのか? 釣りは悪趣味、という意味じゃあ全然ありません。また、釣りをする人は悪魔だ、といっているのでもありませんね。まあ、素直に考えるなら、善良無垢な人間を、悪魔が待ち伏せて、釣りの脇道に引きずり込む、といったことでしょう。それにしても、悪魔も忙しいのに、何でそんな暇なことを……それに、その悪魔はどこにいるのだろう……

BOZU続きの師匠に連れられ、釣具店に行きました。仕掛の材料の仕入れです。今度も大物狙いらしく、チヌ針8号とか、ハリス10号とかを物色します。その合間に師匠、「おっ、このタモ、新型で軽量だな」とか、「そうか、この位のクーラーがいいかな」とか、「おおっ、この竿いいね、欲しいな」とかの連発です。

あっという間に満杯になった籠を持って、レジに行きます。レジの親爺に師匠、

師匠「必要なものだけ買ったら、すぐ出ないと、大変なことになるよ。」
親爺「大丈夫よ。財布がカラになったら、それでお終いだから。」

そうなのです、悪魔は釣具屋の親爺だったのです。
2000/12/14(Thr) 曇り


[ 竿納め ]
きたる16日は、竿納めの釣行です。今度の釣果は極めて重要です。なぜなら、万一、BOZUになると、

 → 歳末に家族に届ける魚がない
 → 知人にお裾分けすることもできない
 → 今までの話は、全て法螺ばなしと思われてしまう
 → 家族・親戚・知人・友人等の全てから、見放される
 → 孤独な老後を送ることになる
 → 孤独に耐えかね、とんでもないことをする
 → 新聞・TV・週刊誌に報道される

何という悲惨! 皆さん、テバのために、大釣果を祈ってやってください。
2000/12/13(Wed) 曇り


[ 柑橘類の変 ]
日曜日、夜のTV番組「あるある……」で、シークァーサーは糖尿病予防に効果バツグン、とやったらしい。そこで、何が起こったか。今日現在、那覇の街にはシークァーサーが全くないのだ。果実はおろか、果汁100%のジュースも消えた。売り切れたのだ。今が旬だというのに、である。

果実は出張・観光のヒトが買い占めて持ち帰るらしい。缶入り100%果汁は、ひそかに(でもないか)、内地に続々と送られているという。沖○県当局はまだ気づいていない。しかし、はっきりと予言しておこう。この異常事態が続くなら、沖縄県は、遠からず長寿県の座を滑り落ちるだろう。
2000/12/12(Tue) 曇り


[ 琉球秋天 ]
北京秋天ならぬ、連日の琉球秋天であります。お昼ごろ外出する人の、半分以上はTシャツですね。季節は何時だ? まったく。

テバ・ランドの表紙も模様替えしました。クリッカブルマップにしてみたら、妙に、すっきり・寂しい風景になってしまいました。

「うりずん」でも航走(はし)らせてみたいな。aniを重ねる方法を知っている方、おしえてください。
2000/12/09(Sat) 晴れ


[ 秋深し ]
久しぶりに、讃岐うどんを食しました。
秋の深まりを感じさせる、ほっこりした味でした。

シャワーの毎日でしたが、数十日振りに風呂に入りました。
これも、ほっこりした味(?)でした。

ちょっと、内地人してしまいました。
2000/12/07(Thr) 晴れ


[ ハイテク・アイランド ]
ここのところ晴天が続いている。地元のヒトによれば、今年は大変暖かいそうだ。テバは、寒い・寒い、と震えているけど。こんな年には、古酒の熟成も順調に進むだろう……というのが、伝統的な嘉利吉の発想だった。

ところが、スゴイ男がいたもんで、これを人工的環境で実現してしまったおじいさんがいる。原理は、例のコロ玉(コロンブスの卵)の典型である。「遠赤外クースー熟成壺」というものを発明したのだ。

壺の焼き方に企業秘密があるらしいが、性能がすごい。新酒の泡盛を、この壺に2〜3ヶ月入れて置くだけで、たちまち3年モノのクースーになるという。控えめに見積もっても、10倍加速である。あと10年も経つと、百年クースーが、そこいら中に出回るのだ。

この仲村勇さん、県民栄誉賞は固い。
2000/12/06(Wed) 晴れ


[ ボソッ ]
院政確立の日か。上皇、太上皇……と、揃ってきたな。歴史って、不思議に繰り返すんだよね。次は清盛の出番だね。

それにしても、今日の海は、よだれが出るほどの凪ぎでありました。あの海の底で、お魚さん達が、テバの挑戦を、今か今かと待っているのかと思うと、ホント〜〜に、申し訳ない思いだった。

ごめんね、お魚さん。そのうち必ず行くからね。
2000/12/05(Tue) 晴れ


[ 「ゆーふるやー」関連謝罪記事 ]
大変失礼いたしました。深くお詫び申し上げます。(しかし、地方語は難しい。)

「お風呂」が、当地では「ゆーふる」になるのでありました。テバの解釈、「ゆーふる」=「湯」+「風呂」は、完膚無き間違いでありました。 …… m(_ _)m

従って、何の変哲もなく、「ゆーふるやー」=「ゆーふる」+「やー」=「お風呂」+「屋」=「お風呂屋」、なのでありました。もっと、勉強せなアカン! 修行が足たらんゾ、おヌシ! …… m(_ _)m
2000/12/04(Mon) 晴れ


[ 第四次釣行釣果 ]
もはや、釣魚のあれこれについて、多くを語ることはすまい。かのナポレオン・ボナパルトも、連戦連勝の欧州大陸制覇の途上で、多言・多弁を弄したであろうか。奈翁が回想するとなれば、究極の配流の地・セント・ヘレナ島こそ、ふさわしい。テバも、いつかはかならず来る、そのような運命の日々を待つこととしよう。

潮の具合の問題を指摘するヒトもいた。うねり、その他、冬季特有の多くの悪条件を根拠として挙げる人もいた。何より、夕刻帰帆したあまたの僚船の、大部分の釣り人のクーラーも、大変に軽かったという。テバの同舟の志のクーラーも同様である。同病なればこそ、この日の条件の悪さを語る口辺には、熱がこもるようである。

しかし、テバのクーラーは違った。本日のターゲットであるシルイユー(白鯛)が、果然として横たわっているのだ。大物である。そのうえ、これでもかとばかり、ナガイユー(和名わかし・ブリの出世前)が二匹、長大な姿を見せている。岸壁でクーラーの蓋を開けると、周辺の人々がオオッーっと、集まってきた。

もはや、この浦○漁港については、制覇完了も同然である。この完全勝利は、東郷元帥の日本海海戦に匹敵するのかもしれない。もちろんテバは、そのような傲岸不遜な態度をとるモノではない。むしろ、「いやいや、いつまでも運だよりのビギナーです。恥ずかしい限りです。」などと謙遜するのであった。

先月シルイユーを一枚上げたKさんが、言っていた通りであった。この亜熱帯の魚にも、ようやく脂が乗り出してきた。淡泊で品のあるツクリができた。ナガイユー、これは、旨味の深い魚で、十五年ほど前、陸奥湾で味わったあのシマアジにも匹敵する、と思った。泡盛は、来賓持参の北谷(ちゃたん)の十三年クースー「長老」、今宵の祝宴も完璧でありました。

[追記]

師匠の釣りです。次々と、針や仕掛けを取られていきます。10号のハリスが、軽々と噛み切られ、根切りされていきます。船長と話します。

テ「あんなに次々取られるって、あるんですかね」
長「うん、あの仕掛けじゃ無理な大物を狙っているようだなァ」
テ「だって、それじゃ、いつまでたっても……」
長「ある意味じゃ、ねらい通りになっているわけよ」

この船長、好きになりました。
師匠の釣果? 弟子として語るに忍びません。
2000/12/02(Sat) 曇り


[ ヤイマ ]
ひょんなことから、ミヤギマモルを、生で聞いてしまいました。「やいま(八重山)」とか「久米蛍」とか「この空のむこうに」ですけど、詞もメロディーも、何かを思い出させるものばかりでした。

よっく考えたら、レッド・ツェッペリン以降ぐらいが解る方々には無縁の、もっと古い世界を、この若者は詠っていたのでした。ゴメンね、中間世代の皆様。皮肉でも挑発でもありません。そうだった、というだけのことです。
2000/12/01(Fri) 晴れ

My Diary Version 1.21
[ 管理者:テバ 著作:じゃわ 画像:牛飼い ]